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新・肥後細川藩侍帳【や】の部
■ 八木太門 (南東34-17）
弥次郎
孫次郎
但馬守
右近
市右衛門
1、市郎左衛門 御使番・續団右衛門触組 定江戸・四百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
細川綱利公御書出（貞享四年）四百石
2、市大夫・信貞、明貞
江戸・上方・長崎（衆） 十人扶持四十石 （御侍帳・元禄五年比カ）
宝永元年一月二十五日（江戸定詰）～ 中小姓頭
享保二年七月～享保十五年四月（病死）用人
細川綱利公御書出（元禄六年）百五十石
北条流兵法 妙解院様御代御家中師範被仰付候（諸師役流儀系図）
3、市郎左衛門 千石 江戸詰御中小姓頭御用人
4、市之助 八番与 八百石
5、瀧之助（養子 新左衛門・十大夫） 御使番 六百石
細川重賢公御書出（明和六年）六百石
6、市大夫（弥次郎） 御鉄炮十挺頭・有吉組 六百石
7、又助 御鉄炮十挺頭 六百石
8、左門（太門） 六百石
■ 八木多学 (南東34-19）
1、長右衛門 九番小笠原民部少輔組 二百石 （真源院様御代御侍名附）
二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
2、角左衛門 有吉内膳組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
3、三郎右衛門 八代御城付 二百石 (御侍帳・元禄五年比カ）
* 二男小川家に入る
細川綱利公御書出（天和三年）二百石
4、角左衛門・一氏（初・五郎右衛門） 二百石
5、角左衛門（源五右衛門） 御鉄炮頭 二百石
6、長右衛門 五番与 二百石
7、七郎助
8、左学（多学）
9、栄八 御小姓組・松山形馬組 二百石
10、七郎助（多学） 二百石
参考：中村加膳家系図の吉弘家項に吉弘正昭男正周、八木長右衛門養子とある。
六代長左衛門のことカ
○ 八木杢之助 供之者・御扈従与也 二百八拾五石壱斗八升弐合五勺 （於豊前小倉御侍帳）
御小姓組衆 二百五十五石壱斗八升弐合五勺 （肥後御入国宿割帳）
○ 八木慶閑 医師并伽之者 百石 （於豊前小倉御侍帳）
御医師衆御伽衆御茶湯衆 百石 （肥後御入国宿割帳）
御医師衆御伽衆御茶道衆 百石 （真源院様御代御侍名附）
百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
御医師衆・御茶道衆 百石 （寛文四年六月・御侍帳）
屋敷：新熊本市史・地図編Ⅰ-28（山崎之絵図）ｐ60 御花畑前
○ 八木角右衛門 切米人数 十石三人 （於豊前小倉御侍帳）
屋敷：新熊本市史・地図編Ⅰ-28（山崎之絵図）ｐ60 御花畑前
○ 八木浅右衛門 三番平野弥五左衛門組 三人扶持拾石 （御侍帳・元禄五年比カ）
■ 八木勘三郎
三宅勘三郎 （1）供之者・御扈従与也四番 百六拾二石壱斗壱升弐合三勺四才 （於豊前小倉御侍帳帳）
(2）百六拾二石壱斗余 (肥後御入国宿割帳）
1、八木喜助正休
2、 勘三郎 百石 御部屋付新組
■ 八木勘之允
三宅勘三郎
1、八木喜助正休
2、 正務 御茶道 五人扶持廿石 (御侍帳・元禄五年比カ）
細川綱利公御書出（元禄六年）百六十石
3、 吉左衛門高正（初・善十郎）
4、 勘之允重春（養子） 百六十二石三斗一升二合三勺四才
御茶道御番方七番 屋敷・山崎
■ 八木田新五 【青龍寺以来】 (南東34-13）
1、新三郎（入道宗貞）
（下津権内妹婿・志水悪兵衛相婿）
2、新右衛門（入道宗圓）
八木田新三郎子八木田新右衛門ハ(下津）権内か甥にて候間、跡目可被為拝領と
の事に候へ共、新三郎存る旨有之、御断候而、権内か跡は断候由、新右衛門ハ藤
孝君御側ニ被召仕候而いつの戦にか討死仕候由（綿考輯録・巻九）
岐阜戦功吟味--城ニ付申衆（綿考輯録・十四 P258）
八木田新右衛門 後号宗円、本知弐百石、為御褒美御加増弐百石、父ハ八木田
新三郎入道宗真、於青龍寺被召出、丹後ニ而嶋森御城代
（1）三斎様御附中津ニ相詰候衆 四百石 （於豊前小倉御侍帳）・・宗円
（2）御馬廻衆・四番 青龍寺 二百石
（3）長岡右馬助組 四百石 （4）沢村宇右衛門組 四百石
3、久助（丹右衛門）
（1）馬廻組四番 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆 二百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）一番長岡右馬助組 四百石 （真源院様御代御侍名附）
（4）四百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
（5）沢村宇右衛門組 四百石 （寛文四年六月・御侍帳）・・丹右衛門
二百石、二弟権内二百石・・若年ニ而病死・・名跡断絶
川尻御町奉行、跡目四百石（先祖附）
4、庄九郎（丹右衛門）
5、角左衛門 御詰衆・一番松野亀右衛門組 四百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
6、丹右衛門（養子 実・甥・永野了元二男）
7、政之助・正休、正保（養子 実・角左衛門倅） 御使番御番方七番 屋敷・手取
跡目相続四百石、弟丹右衛門江二百石分知（先祖附）
8、政五郎（新右衛門） 十番与 二百石
9、和傳 二百石
10、豊太（新右衛門・茂右衛門・甚兵衛） 御番方・牧新五組 二百石
弟・寺井家に入り寺井十兵衛
11、久左衛門（新右衛門・新五） 御番方五番・沢村八之進組 二百石
参考：下津権内消息外（先祖附より）
高曽祖父 八木田新右衛門儀後入道宗圓与申候 親新三郎儀ハ下津権内
妹婿ニ而御座候 新右衛門ハ権内甥ニ而御座候 青龍寺被遊御在城節伯
父権内跡目之御知行被為拝領旨被仰渡候処親新三郎存寄之儀御座候而
御断申上候而権内跡ハ断申候
■ 八木田 小 【青龍寺以来】 (南東34-18） 
新三郎
新右衛門
久助（丹右衛門）
1、小右衛門・正時（三男） 有馬於原城討死仕候（先祖附）
（1）馬廻組六番 青龍寺 百五十石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆 百五十石 （肥後御入国宿割帳）
（3）十一番氏家志摩守組 百五十石 （真源院様御代御侍名附）
細川忠利公御書出（元和六年）百五十石--豊前
2、新太郎（新之允） 細川光貞公御書出（寛永十八年）百五十石
3、小右衛門（団七）
御使番・續団右衛門組 二百五十石、外ニ役料高五十石ノ物成被下
（御侍帳・元禄五年比カ）
細川綱利公御書出（寛永十八年）百五十石
細川綱利公御書出（天和元年）二百五十石）
八木田小右衛門加増郡村目録（貞享元年）加増百石
八木田小右衛門加増知所付目録（貞享元年）
細川宣紀公御書出（正徳六年）二百五十石
八木田小右衛門知行村附（年代不詳）二百五十石
4、新之丞 二百五十石 御鉄炮三拾丁頭御番方一番 屋敷・千段畠
5、團七 八代御城付 二百五十石
八木田団七知行差紙（年代不詳）二百五十石
細川宗孝公御書出（享保十九年）二百五十石
細川重賢公御書出（寛延元年）二百五十石
八木田団七知行所田畑名寄（宝暦六年）岩野村
細川治年公御所出（天明六年）二百五十石
6、小右衛門 細川斎茲公御書出（天明八年）二百五十石
7、十郎助 八代御城付組脇・八代御番頭組 二百五十石
細川斎樹公御書出（文化九年）二百五十石
細川斎護公御書出（文政九年）二百五十石
八木田桃水 名は政名、幼名亥之助。 十郎助と称し晩年桃水と号せり。藩に仕へ食禄
二百五十石、八代城付組脇及び鉄砲頭を勤む。弱冠志を興し数十年の効
を積み、新撰事蹟通考三拾余巻を編纂す。（肥後文献叢書・第三巻）
弘化四年十月五日没す。享年六十九。墓は春日萬日山。
8、勝助 八木田勝助知行所付目録（天保十二年）二百石
細川斎護公御書出（弘化四年）二百石
八木田勝助知行目録（弘化四年）
9、橘太郎（小右衛門・小） 御番方十番・大河原次郎九郎組 二百五十石
細川慶順公御書出（万延二年）二百石
天保十六年二月四日
八木田勝助嫡子橘太郎、今日より時習館江出席為致候事 「中村怒斎日録より」
○ 八木田長七 百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
消息：熊本縣史料近世編第二ｐ362 「跡目申付覚」
八木田新太郎知行百五十石同弟長七ニ遣 寛永十九年七月七日御印
■ 八木田丹蔵 【青龍寺以来】
1、丹右衛門
2、丹右衛門
3、角左衛門
4、丹右衛門(養子 実・永野了元二男）
5、丹蔵 二百石 御小姓役御番方一番
6、三蔵 二百石
■ 八並政次 (南東34-37）
八並武蔵守 元松浦党・波多鎮（親？）の部将と伝えられる。
04/2/10 Ｋｅｎｊｉ Ｙａｔｕｎａｍｉ氏情報
1、市右衛門 細工之者・諸職人 五石三人扶持
2、庄助 切米人数 拾石三人 （於豊前小倉御侍帳）
3、次右衛門
4、半右衛門
5、半右衛門
6、政之丞
7、連太
8、只次
9、半兵衛
10、三太郎（半兵衛）
11、喜市（庄左衛門・政次）
９代か、１０代か不明
1、半兵衛 御番方十一番寺尾九郎左衛門組 百石
1、半兵衛 細川斎護公御書出（弘化四年）百石
■ 矢嶋寿一 御医師 （南東56-20 医）
九右衛門
忠兵衛（九右衛門・幸庵）
幸意
1、幸甫 御次 百石 地方之内
2、幸迪
3、幸巴 細川重賢公御書出（寛延元年）五十石
4、栢淳（幸甫） 外様御知行取御医師 御蔵米五十石
5、幸渕（室渕） 御用人支配・小児医 高百石之御擬作
6、恭典
7、謙受
8、寿一 五十石
■ 矢嶋八大夫 百五十石 御留守居御番方
○ 矢嶋宇平次 江戸江相詰衆 奥納戸 百石 （於豊前小倉御侍帳）
御中小姓 百石 （肥後御入国宿割帳）・・宇平太
○ 矢嶋平右衛門 組外衆 百七十石 （真源院様御代御侍名附）
百七十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
■ 矢田仁左衛門 (南東34-32）
1、作兵衛
2、仁左衛門
3、郡平
4、仁左衛門 御中小姓
何代か不明 仁左衛門
組附御中小姓・田中大助組 廿石五人扶持（文政十三年正月調・士席以上名録）
■ 矢田尉右衛門 二百石 御鉄炮十丁頭 屋敷・京町
○ 矢田市左衛門 御詰衆・六番兼松七左衛門組 京都御用 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
■ 矢津喜兵衛 (南東65-108 ＊）
1、吉江出羽
2、矢津源右衛門（初・吉江源右衛門）
3、 文兵衛
4、 文兵衛
5、 市之進
6、 喜兵衛 弐拾石五人扶持
■ 矢野次郎八 (南東34-14）
1、甚兵衛 御馬廻衆 三百石
2、甚兵衛
3、庄右衛門
4、岩次郎（庄右衛門） 御留主居与兼坂 鶴崎定詰 八拾石御擬作
5、次郎八 組附御中小姓・横山藤左衛門組 廿石五人扶持
■ 矢野彦一 (南東34-38） 竹内流柔術師範家
1、傳蔵
2、次左衛門
3、傳蔵
4、要右衛門
5、仙右衛門 組附御中小姓・田中大助組 廿石五人扶持
矢野仙右衛門 名は親英、武技を以て身を卒伍より起し中士に至る。
抜刀、打拳、抜刀法の師なり。天保年間没す。
6、彦之允(彦左衛門） 師役御物頭列 百石
矢野彦左衛門知行目録（文久元年）百石
細川慶順公御書出（文久元年）百石
7、司馬太
8、権之助（彦一） 百石
参考：竹内流（三統流）柔術・師範 （讀史総覧・・武芸師範より）
作州 作州 作州 江戸 江戸 江戸
竹内中務太夫----竹内常陸之助----竹内加賀之助----荒木無人斉----中村太蔵----渡辺助之進----＋
＋---------------------------------------------------------------------------------------＋
｜ 江戸 江戸 江戸居業 鶴崎
＋---小堀虎之助----隈部六郎左衛門----小林善兵衛----高橋六兵衛----中村源左衛門----白石太左衛門----＋
＋------------------------------------------------------------------------------------------＋
｜ 尾藤家中 尾藤家中 （於江戸居業稽古甥孫助ニ相伝）
＋---高森九兵衛----高森太郎兵衛----戸田助右衛門----戸田孫助（勝秀）----矢野仙右衛門（親英）----＋
＋----------------------------------------------------------------------------------------＋
｜ 本家作州へ罷越流儀委く相糺候事 養子
＋---矢野彦之允（広英・彦左衛門）----矢野司馬太（広則）----矢野広次
■ 矢野三郎兵衛 (南東65-115 ＊）
1、藤一
2、久右衛門（甚右衛門）
3、三郎兵衛（初・山十郎） 六番槙嶋半丞組 百五十石 （真源院様御代御侍名附）
百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
矢野吉重、三郎兵衛と称す。田代藤甫に学びて精勤苦行、畫法の妙を得、其名高し。
後細川家の畫師となり禄百五十石を領し、矢野家の初代たり。
承応二年閏六月六日没す。享年五十三。春日萬日山に葬る。
子孫数代其業を継げり。
4、勘助（二男）
矢野吉安 始め直安と称し、泛谷と称す。通称は勘助、吉重の二男なり。畫を善くす。
矢野家第二代たり。因て命を蒙り畫職となる。
元禄十二年七月二十六日没す。享年七十一。法念寺に葬る。
5、茂左衛門
矢野茂安 吉安の子、茂左衛門と称す。号は泛谷、矢野家三代の畫家なり。終身無妻
なり、後剃髪して法念寺に入る。喜三右衛門雪叟を養いて子と為す。
宝暦二年八月十日没す。年八十。法念寺に葬る。
6、吉右衛門
7、吉蔵
8、吉次郎（三郎兵衛）
参考 畫家矢野家
四代 矢野雪叟（安良、喜三左衛門）
五代 矢野良勝（右膳）
六代 矢野良敬（右膳、左膳）
七代 矢野良貞（左膳、太膳）
■ 矢野基兵衛 (南東65-104 ＊）
1、武左衛門
2、甚兵衛 御馬廻衆 三百石 （肥後御入国宿割帳）
3、甚兵衛（初・武平）
■ 矢野藤助 (南東65-116 ＊）
1、左平次（藤助）
2、作左衛門（太内）
3、夘三郎（藤助）
何代か不明 藤助
組附御中小姓・田中大助組 廿石五人扶持（文政三年正月調・士席以上名録）
■ 矢野市兵衛
1、市兵衛 有吉頼母允組 三百石 （寛文四年六月・御侍帳）
2、甚右衛門（実・藤崎）
3、平之允（市兵衛） 八代御城付
（松井文庫蔵八代町図に八代御城附の矢野平之允の屋敷が確認できる）
○ 矢野甚五兵衛 馬廻組四番 百五十石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 矢野半十郎 （1）馬廻組三番 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆 二百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 矢野庄右衛門 供之者・御扈従与也 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 矢野勘右衛門 （1）側小姓・御扈従役歟・組無衆 作事奉行 百五十石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆 三百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）御鉄炮頭衆 百五十石 （真源院様御代御侍名附）
（4）百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 矢野勘三郎 有吉頼母允組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
○ 矢野兵左衛門 三斎様御附中津ニ相詰候衆 三百石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 矢野吉之允 切米人数 十石三人 （於豊前小倉御侍帳）
○ 矢野喜太郎（新九郎） 御小児性衆 百石 （真源院様御代御侍名附）
万治二年十月知行被差上候 （※）
○ 矢野清右衛門 二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 矢野又右衛門 御家老衆月番触 二百石・外ニ高三百石之御役料被下之 （御侍帳・元禄五年比カ）
○ 矢野助右衛門 御詰衆・五番槙島半丞組 久住御郡奉行 三百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
○ 家富安之允 御留守居御知行取 八十石御蔵前 （御国中御侍以呂波寄）
○ 弥富熊太 寸志御蔵米取・百三十石 （肥後世襲士籍・文久二年）
○ 弥富八良助 同上 三十石・ﾇﾔﾏｽﾞ （ 同上 ）
■ 安井一二 (南東34-9）
1、太右衛門 （1）側小姓・御扈従役歟 百石「一書二歩小姓頭・実也」 （於豊前小倉御侍帳）
（2）歩之御小姓頭衆 百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）組外衆 百五十石 （真源院様御代御侍名附）
（4）百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
（5）有吉頼母允組 百五十石 （寛文四年六月・御侍帳）
承応二年八月頃～ 野津原鶴崎郡奉行
2、平大夫 長岡監物組 三人扶持廿石 （寛文四年六月・御侍帳）
3、太右衛門・正次
4、吉兵衛・雅長（初・平太夫、平左衛門）
（1）百五十石 御番方七番同四組 屋敷・京町
（2）大御番所御目付 百五十石
5、太左衛門
6、傳太左衛門 惣銀支配頭 百五十石
7、小太郎（清左衛門） 御番方・遠藤関内組 百五十意思
8、準左衛門（一二） 御番方八番・牧多門助組 百五十石
■ 安井喜平次 (南東34-21）
1、長左衛門
2、喜平次 原城にて武功被賞
働之御褒美として、寛文十三年七月五十石御加増、本知共ニ弐百石
（綿考輯録・巻五十）
（1）側小姓・御扈従役歟・組無衆 五十石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆 五拾石 （肥後御入国宿割帳）
（3）馬廻衆組松野右京組 百五十石
（4）九番小笠原民部少輔組 百五十石 （真源院様御代御侍名附）
（5）百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
（6）有吉内膳組 百五十石 （寛文四年六月・御侍帳）・・喜平太
3、喜平次・之信
（1）御詰衆四番・小坂半丞組二番与 藤平、喜平次二成 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
4、喜平次（尉助・武重、正英）二百石 御番方七番御小姓組三番
5、喜平次
6、長左衛門
7、左源次（喜平次） 二百石
8、尉助 御知行取諸御目付・学校方御奉行触 時習館句讀師 二百石
9、万助 方助--旧知二百石 、内五十石ハ新知
天保十三年正月～嘉永元年二月 高橋町奉行
10、左平次（喜平次） 御番方五番・沢村八之進組 二百石
○ 安井惣十郎 長岡監物組 六人扶持 （寛文四年六月・御侍帳）
○ 安井儀右衛門 奥田藤次郎組・御切米所目付 六人扶持・御役料二十石 （御侍帳・元禄五年比カ）
■ 安枝太助 (南東65-113 ＊）
1、次郎兵衛
2、善次郎
3、善次郎
4、圓次
5、太助 御留守居御中小姓・飽田詫摩御郡代支配 飽田詫摩惣御山見＊役 廿人扶持
■ 安岡健十郎 (南東34-23）
1、中島久右衛門
2、 藤兵衛
3、 小右衛門
4、 安之允
5、 七右衛門（後・安岡仁兵衛）
6、安岡武助
7、 清吉
8、 清之進
9、 久右衛門（養子） 御番方・宮村典太組 百石
細川斎護公御書出（文政九年）百石
10、 藤兵衛（清之進）
11、 喜兵衛（騏兵衛） 須佐美権之允組・二丸御附御目付 百石
12、 文之允（健十郎）
■ 安川茂右衛門 (南東65-102 ＊）
1、茂右衛門
2、茂右衛門
■ 安沢銀右衛門 (南東65-101 ＊）
1、甚左衛門
2、傳助
3、運平
4、銀右衛門
■ 安田平吉 （南東34-22）
太郎右衛門
1、平吉
2、平兵衛（初・如斎） 江戸定詰 百石
3、新次郎 御小姓与二番 百石
4、平吉 細川宣紀公御書出（享保二年）百石--江戸定詰
5、小膳 御知行取諸御目付・学校方御奉行触 時習館句讀師 百石
安田小膳 名は達玄、武技を好み、最も槍法に長ず。後学を励み、時習館授讀となる。
文政十二年六月没す。年六十四。
6、謙次郎 新知百石
7、寿八郎（新次郎） 御側御鉄炮頭 百石
8、平吉 百石
■ 安田小助 (南東34-26）
1、市助
2、源之丞
3、源之丞
4、源之丞
5、源之進
6、源右衛門
7、永蔵
8、牧之允 組附き御中小姓・横山藤左衛門組 十五石五人扶持
9、小助
10、富雄 御中小姓
■ 安田退三 （南東60-7 一代御中小姓）
1、市助
2、源之丞
3、三右衛門（田部庄蔵）
4、田部寿助
5、安田市之進 御知行取諸尾目付・御奉行触 御奉行所根取 高百石之御擬作
6、 藤助（市助）
7、 源之丞（退三）
■ 安田峰雄 【丹後以来】 (南東34-35）
1、辻 惣左衛門
2、 九郎左衛門（助三郎、入道宗左）
3、廣野次右衛門
4、 四郎三郎
5、安田又三郎 細川綱利公御書出（天和三年）五十石
6、 角平・定久 乃美市右衛門組 五十石 (御侍帳・元禄五年比カ）
7、 角之允・定行 （1）五十石 御留守居組御番方七番
（2）御勘定所御目付 五十石
8、 九大夫
9、 又助
10、 恒次郎
11、 峯（ママ）雄 御留守居御中小姓列
■ 安田半兵衛 (南東65-99 ＊）
1、大河内立慶
2、大甲惣左衛門
3、伊豆野長左衛門
4、安田半兵衛（初・伊豆野久太郎）
■ 安田次郎助 (南東65-111 ＊）
七郎右衛門
1、郡右衛門
2、文蔵（七郎右衛門）
3、次郎助 御中小姓御右筆・御右筆頭之支配 十五石五人扶持
■ 安田兵助 (南東65-105 ＊）
1、兵助
2、喜左衛門
3、市助
4、喜兵衛 御勘定頭・御勘定方御奉行触 百石
細川斎護公御書出（文政九年）百石
5、市助
6、兵助
■ 安富重九郎 (南東34-4）
1、十右衛門 御馬廻衆十二番遠坂越後守組 四百石
2、孫左衛門 八代御城付 四百石 （真源院様御代御侍名附）・・安留
八代御城付 四百石 (御侍帳・元禄五年比カ）
3、孫左衛門・勝直、初・勝雅（養子 実・真下七兵衛二男）
4、十右衛門（養子 実・平野氏） 四百石 御使番御長柄頭御側弓頭 屋敷・京町
5、十九郎（孫左衛門） 御小姓与四番 京都御留守居 四百石
6、勇（孫左衛門） 御使番
7、十右衛門）
8、沢之助（十右衛門）
9、七左衛門（重九郎） 御側御弓頭 四百石
○ 安留栄右衛門 四百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
■ 安場一平 【丹後以来】 【田邊城籠城】 (南東34-6）
九左衛門 丹後国にて被召出、田辺城御籠城之節、心駆御座候て、御褒美被下候由
豊前にて御知行弐百石拝領
* 安場九左衛門後家・五人扶持
1、仁左衛門 親懸にて弐百石被下、忠興君より綱利君にて相務申し候、有馬御陳にも
御供、鑓手を負申し候 （綿考輯録・巻五）
原城にて武功之面々御褒美被下候
黄金一枚袷単物帷子五宛（綿考輯録・巻四十九）
（1）馬廻組一番組 「丹後」 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆 二百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）御留守居衆 二百石
（4）組外衆 二百石 （真源院様御代御侍名附）
（5）二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
消息：林與兵衛、安場仁左衛門相奉行ニ可被仰付旨、御印頂戴させ申候事
寛永三年十二月廿八日「日帳」（福岡県史・近世資料編 細川小倉藩・一）
消息：松丸（三齋側室・郡氏、松井興長室ノ母）附少将ハ仁左衛門姑 安場仁左妻死後松丸指示
ニヨリ少将ノ子分トナル 松丸三齋へ遺言ス 三齋少将へ後立ヲ約ス
寛永六年七月廿三日「日帳」 （福岡県史・近世資料編 細川小倉藩・二）
2、源右衛門（養子 実・甥）
有吉頼母允組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
3、一平 
赤穂義士首領・大石内蔵助切腹二当リ介錯
御詰衆三番河喜多五郎左衛門組 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
4、仁左衛門・保綱（初・梶之助）
参考：安場仁左衛門・家屋敷覚 明暦二年 （熊本大学寄託・永青文庫）
5、源右衛門 二百石 御番方二番組 屋敷・内坪井
6、一平 八代御城付 二百石
7、源次郎（源右衛門）
8、右八 御番方・斎藤勘助組 二百石
9、源右衛門 二百石
10、一平 御番方九番・中村進士組 二百石
娘（長女・友子）壻養子---下津休也末子末喜
娘（二女・和子）婿---後藤新平
娘婿・鶴見祐輔・・・・子・鶴見和子・鶴見俊輔
安場保和 幼名一平、後保和と改め、咬菜軒と号す。細川の藩臣なり。横井小楠の門に
入る。明治元年徴士内国掛並に東海道鎮撫総督府参謀に任ぜられ、膽澤縣
（現今岩手県の中）および酒田縣（山形県の中）大参事となれり。又熊本県の
権大参事となりて藩政改革及び廃藩置県の二大事業を完成せり。
其後大蔵大丞に任じ、又特命全権大使に随行し欧米を視察し、帰朝後福島県
令となり、また愛知県令に転ず。至る所治績嘖々たり。
其後元老院議官に任じ、福岡県令となる。此の時三大治績を残し、一は九州
鉄道創設、二は門司の築港、三は筑後川の改修大工事を竣工せし如き此なり。
実に良二千石の称ありき晩年は貴族院議員に勅任せられ、又北海道長官となる。
明治三十二年五月卒す、齢六十五。東京青山墓地に葬る。（以下略）
参考：「安場保和伝」 安場保吉編
■ 安場九左衛門 【丹後以来】 （南東65-96 ＊）
1、九左衛門（初・伊賀三郎・服部三郎）
2、五大夫（二男）九左衛門跡目
十一番氏家志摩守組 百五十石 （真源院様御代御侍名附）
百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
八代御城付衆 百五十石 （寛文四年六月・御侍帳）
屋敷：新熊本市史・地図編Ⅰ-28（山崎之絵図）ｐ60 現・肥後銀行本店あたり
3、九左衛門 八代御城付・御郡奉行 百五十石 (御侍帳・元禄五年比カ）
4、五大夫
5、九左衛門 御知行被召上候 宝暦七年正月十七日 御鉄炮十丁頭也 高百五十石 貶
肥陽諸士鑑二次ノ記載有リ
1、孫四郎 （松井文庫蔵八代町図に安場孫四郎屋敷が見える）--三代九左衛門カ
2、五大夫正直 百五十石 八代御城付
■ 安成宗順 御医師 （南東57-23 医）
1、宗温（宗閑）
2、宗鱗 触役触・鍼科 十五医師五人扶持
3、宗温
4、宗順
■ 安野形馬 (南東34-29）
1、河北三郎左衛門
2、河北金右衛門
3、安野二左衛門
4、 茂左衛門
5、 仁左衛門
6、 形助 （1）百石 （2）御奉行 七百石、内六百石御足高
文政三年十月～文政十二年十一月（病死）奉行
細川斎護公御書出（文政九年）二百石
安野南岳 名は眞郷、一名粛、字は公雍、形助と称し、南岳と号す。藩に仕へ
禄二百石、時習館訓導たり。後目付役、奉行職に転じ、尚館生の
教導を為せり。文政十二年十一月没す。年六十九。墓は浄行寺。
7、 栄太郎（藤作） 大組附二百石
8、 小屋之助（形馬） 二百石
■ 安野十助 (南東65-107 ＊）
河北三郎左衛門
金右衛門
安野仁左衛門
1、 清右衛門
2、 七大夫
3、 十助
■ 安本 亘 (南東34-36）
1、儀左衛門
2、林悦（林助） 御裏方御中小姓・御裏方支配頭之支配 政所様御付御目付け 廿石五人扶持
3、栄次 細川斎護公御書出（弘化四年）百石
4、四郎左衛門 御番方五番・沢村八之進組 百石
5、敬之助（亘）
■ 柳井 廉 (南東34-11）
1、七兵衛
2、作左衛門
3、半助
4、八郎右衛門・貞亮（初・半助、伊三郎、瀬右衛門、半）
（1）百石 御番方十番組み 屋敷・鷹匠町
（2）御郡奉行 百五十石外五十石
明和六年～ 宇土郡代
天明元年二月～天明三年七月 菊地郡代
天明三年七月～ 阿蘇南郷郡代
寛政元年一月～ 下益城郡代
5、半五郎（瀬右衛門） 一番組 百石
6、七兵衛 御番方・続繁弥組 百石
7、逸次（半助）
8、半九郎（八郎右衛門）
9、瀬右衛門 百石
■ 柳井何右衛門 (南東65-97 ＊）
1、七兵衛
2、作左衛門
3、三郎右衛門
4、何右衛門
○ 柳井五郎八 側小姓・御扈従役歟 百五十石 （於豊前小倉御侍帳）
■ 柳瀬 茂 (南東34-10）
1、茂左衛門 供之者・御扈従与也 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
八代与力衆 二百石 （真源院様御代御侍名附）
二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
原城にて武功之面々御褒美被下候--黄金一枚袷単物帷子五宛（綿考輯録・巻四十九）
2、丞右衛門 （1）御小姓組 二百石
（2）八代与力衆 二百石
（3）八代御城附衆 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
3、半助 八代御城付 二百石 丞右衛門家督半助 (御侍帳・元禄五年比カ）
4、茂左衛門
5、大助
6、左源太 在宅願頭書（熊本市史資料集第三編ｐ250）
柳瀬左源太（八代御城付之跡目ニ而此節十四歳以下ニ而御扶持方迄被下置候）
在宅願、頭聞届にて差図有之候様返答 （明和六年二月）
7、小次郎（求右衛門・茂左衛門） 御小姓組・松山形馬組 浜町引除 高百石之御擬作
細川斎護公御書出（文政九年）百石
8、権之進
9、亀八（尉助） 御小姓組 百石
10、新太郎（茂左衛門・茂） 百石御擬作
肥陽諸士鑑二次ノ記載有リ
1、半助
2、尉助（権之進・求右衛門重之・篤燐） 御児小姓大組付 二百石
○ 簗（梁）瀬牛之介 寛永十三年 六人扶持 （真源院様御代御侍名附）
寛文二年八月 六人扶持御暇被遣候 （※）
■ 簗瀬土熊 (南東34-20）
出雲
八左衛門
1、八左衛門（初・市正）
2、甚之允 百石 江戸高正院様（宣紀公御生母）御付
3、八左衛門（初・猿渡徳次郎） 御小姓与二番 百石
4、太郎兵衛
5、小八（八左衛門） 御番方・続繁弥組 百石
6、八左衛門（騏兵衛） 時習館助教十挺頭上座 百石
簗瀬徳翁 名は知房、騏兵衛と称し、後騏平次と改む。又徳翁と号す。学を好み
傍ら算術に通ず。食禄二百五十石。時習館訓導より助教となる。
明治五年四月十日没す。享年六十禄。墓は松雲院町松雲院。
7、土熊（一平） 百石
■ 薮 一 (南東35-1）
伊勢守
1、内匠・政一（初・弥次右衛門 忠綱） 壱万二千石
系図（織豊大名家臣団事典西国編-細川氏-藪氏）
中村式部少輔一氏に仕、江州日野の内二千九百石領地、後九千石
同伯耆守代様子有之致仕 京都牢人頭 忠興豊前召寄壱万石、のち大隈知行二千石加増
都合壱万二千石 元和五年八月五日歿・八十一歳 （肥後藩・主要系図）
娘壻・長岡主膳信友
慶長十六年・・・御家を被立退候（綿考輯録巻18-Ｐ459）
信友ハ織田信雄の二男也、豊前ニ御呼被成、藪内匠か壻ニ被成、妙庵主御卒去後竜王城
御預被置候処、今度御立退、無程公儀ニ被召出、織田出雲守（一ニ出羽守）高長と改、従
四位下侍従ニ叙任、弐万石被下候（以下略）
大和松山藩初代藩主・・四代目以降柏原藩主
室：加藤重徳女（黒田藩加藤重徳家系図）
2、図書・正成 （1）馬廻組四番組頭 二千石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆・頭 二千石 （肥後御入国宿割帳）
（3）八番藪図書組 二千石 （真源院様御代御侍名附）
（4）二千石 （真源院様御代御侍免撫帳）
（5）人持衆・番頭并組外衆 二千石
（6）佐敷・藪図書組 自分 弐千石 （寛文四年六月・御侍帳）
中村一氏家老近藤左近養子、同家断絶後牢人 元和三年忠興に仕、牢人分にて知行
千五百石 内匠歿後知行召上られ、新知二千石 本姓藪に改 承応元年八月十日歿
3、図書・正基（志摩、入道宗真）
承応元年十月跡目拝領、天草城番、小姓頭、佐敷城番、延宝六年五月致仕
隠居料五十人扶持 貞享五年三月十三日歿
（1）二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
（2）志摩介--御小姓組・二百石
（3）佐敷番頭 二千石
（4）宗真--五十人扶持・辰ノ二月十五日病死
万治二年十一月～延宝六年五月 佐敷番頭
4、三左衛門・政武（正武トモ）
人持衆併組迯衆 二千石 （御侍帳・元禄五年比カ）
寛文十二年部屋住にて弐百五十石 延宝六年家督、中小姓頭、番頭、城代、大組預
享保十六年加増千石、都合三千石 享保十七年九月致仕 同十八年六月弐十日歿
妻・尾藤金左衛門（二代・知成）女
寛延六年八月～ 中小姓頭
延宝六年十二月～元禄四年十一月 番頭
元禄四年十一月～元禄十四年十一月 城代
元禄十四年十一月～享保十七年九月 備頭大頭
5、右膳・政森 三千石 御備頭 屋敷・古城
享保十七年家督、着座 宝暦四年六月歿
6、弥次右衛門・政登（養子 実・稲津角之允休永二男） 比着座 三千石 宝暦八寅八月九日
宝暦四年八月跡目拝領 安永三年十月致仕 天明七年七月歿
* 末子・稲津家に入り七代次郎兵衛
7、内蔵允・政純 御番頭中着座御免之着座 二千八百石
安永三年家督 弐百石減知、二千八百石 着座、番頭、留守居備頭 家老職、大組頭
知行弐百石帰下さる 文政七年四月七日、播州明石歿・六十八歳
* 三男・稲津家に入り八代久兵衛
寛政元年三月（着座）～寛政十二年六月 番頭
寛政八年九月～寛政九年十月 鶴崎番頭
寛政十二年六月～享和二年十一月 留守居大頭
享和二年十一月～文化十一年十月 備頭大頭
文化十年十月～文政四年四月 中老
文政四年四月～文政七年四月（病死）家老
藪内蔵允 名は政純、内蔵允と称す。食禄三千石家老職となる。
精神強健、謹直能く其職を勤む。
文政七年四月七日没す。享年六十八。墓は横手町四方地。
8、庄次郎（弥次右衛門） 御家老二代目 三千石
文政七年七月跡目相続・三千石 備頭、大目付 天保十一年十一月歿・五十三歳
文政十二年十二月～天保四年八月 備頭大頭
天保八年十一月～天保九年十一月 大御目付
9、三左衛門（養子 実・薮太郎助子） 三千石
天保十二年閏正月跡目相続 中着座、番頭、備頭 文久三年十二月致仕
嘉永四年三月（中着座）～安政六年二月 番頭
嘉永六年二月～文久二年閏八月 備頭大頭
10、亀次郎・一枝（養子 実・松井督之子 右馬允・一 正人 図書） 三千石
文久元年四月別段召出され用人見習 文久三年家督、大目付、備頭、中老職
文久二年十月（用人見習）～元治元年四月 用人
元治元年二月図書ト改名
元治元年四月～ 大御目付
慶応二年七月～明治三年六月 御留守居大頭
慶応二年十二月～明治元年九月 備頭大頭
明治元年九月～明治二年七月 中老・後、大参事
参考：嶋之助 御扶持方取 十人 （於豊前小倉御侍帳）
＋--大隈 ＋--右衛門＝＝丹左衛門---兵左衛門---丹左衛門---源太---隼之允 （九十郎家）
｜ ｜
藪伊賀守----内匠--＋--図書--------＋--図書------三左衛門----右膳----弥次右衛門----内蔵允 （一家）
｜ ｜
＋--三左衛門 ＋--熊之允（御暇）
｜ （紀州藪家）｜
｜ ＋--丹左衛門（兄・左衛門養子）
｜
｜ ＋--源太左衛門（男子なく断絶）
｜ ｜
＋--市正--------＋--惣左衛門----弥次左衛門----久左衛門----＋--市太郎 （市太郎家）
｜ （槙庵） ｜ （槐堂）
｜ ｜
｜ ＋--茂次郎 （小吉郎家）
＋--権左衛門（男子なく断絶） （孤山）
■ 薮 市太郎 (南東35-3）
1、伊賀（ママ）守
2、内匠 (大坂御陳御武具并御人数下しらへ－綿考輯録・巻二十七) 三百六十五人
3、市正・正直（初・小吉 実・図書弟）
（1）馬廻組五番 「藤」 弐千石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆・添頭 二千石 （肥後御入国宿割帳）
（3）人持衆併組迯衆 二千石 （真源院様御代御侍名附）
（4）十番平山三郎左衛門組 二千石 （ 同上 ）
（5）二千石 （真源院様御代御侍免撫帳）
（6）清田石見組 弐千石 （寛文四年六月・御侍帳）
内匠歿後兄一同に知行二千石 忠利代番頭、承応二年十一月八日歿
妻・長岡伊賀守女
4、惣右衛門
5、弥次右衛門 御詰衆・七番有吉清助組 三百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
6、久左衛門・常遠、弘篤（初孫八・正順 慎庵）
三百石 御番方十二番御弓頭御鉄炮頭
薮慎庵 名は弘篤、久左衛門と称す、初め震庵後慎庵と改む。別に定軒、京山人、山陽
散人の号あり。細川候に仕へ食禄三百石、鉄砲頭を務む。少より書を讀み、程朱
の学を崇尚し、大野退野と往来講究し、頗る精奥を極む。此外菅野考間、中瀬柯
庭、氏家復斎、牧確斎（慎庵の五畏友也）等と交る共に一藩の與望なり。嘗て江
戸二抵役し物徂徠に文辞を質問す。其学術に至りては之を疑ひて終に従はず。
（一部略）慎庵学実践を主とす。徒に文籍に耽り、実行なき者は斥けて学に入るの
人に非ずとす。人と交る苟も合はず、学術操行に於て意の庵ぜざる時は、直に書を
贈りて交を絶つ。延享元年三月廿九日没す。年五十六。熊本市本妙寺山中に葬る。
長子市太郎（槐堂）次子茂次郎（孤山）共に宝暦の改正に力を致し高名の人なり。
其他の子女皆出群なり。
室・稲津弥左衛門頼勝妹
7、市太郎（槐堂） （1）七番与 三百石
（2）御留守居御番頭同列中着座・御奉行 三百石御足五百石
安永元年九月～安永六年一月 奉行副役
安永六年一月～寛政元年四月（病死）奉行
薮槐堂 名は安、通称市太郎、字は子壽、槐堂と号す。慎庵の長子にして孤山の兄なり。
人と為り剛直質朴、古人の風あり、政を為す正義を執りて屈せず、往々俗吏を驚かし
政務を正し、種々の現行世に傳はり、其名高し。禄三百石、奉行職となり、宝暦改革
に力を盡し其功多し。寛政元年四月三日没す。享年六十一。墓は本妙寺山中。
参考：雑撰録-巻24 「藪市太郎女姪へ教戒書付」
8、英次 * 御知行被召上候寛政二年六月 高三百石
9、輝吉
10、藤右衛門 八代御城付八代御番頭組 三百石
11、市太郎 須佐美権之允組・八代御城付 三百石
■ 薮 九十郎 (南東35-2）
伊勢守
内匠
図書
1、右衛門・政有（三代図書・弟） 寛永十年新知三百石
八番有吉頼母允組 三百石 （真源院様御代御侍名附）
三百石 （真源院様御代御侍免撫帳）・・右門
有吉頼母允組 三百石 （寛文四年六月・御侍帳）・・右衛門
2、丹右衛門（養子 実・弟）
御詰衆・八番谷権右衛門組 三百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
3、兵右衛門
4、丹右衛門（養子 実・佐分利十右衛門三男 初・九十郎）
四百石 御番方八番組御中小姓役御使番 屋敷・塩屋町
寛延元年七月（着座）～宝暦元年一月 番頭
宝暦元年一月～宝暦三年二月 用人
5、源太 十挺頭 四百石 宝暦六八月十一日当役
6、隼之允（右衛門）
7、吉三（源太） 四百石
8、源左衛門（丹右衛門） 新知三百五十石
9、徳次（丹右衛門）
10、九十郎 御番方六番・益田弥市右衛門組 三百石
■ 薮 小吉郎 (南東35-4）
内匠
市正・正直（四男）
惣右衛門
弥次右衛門
久左衛門・弘篤（慎庵）
1、茂次郎（二男 孤山） 御鉄炮五十挺頭同列・教授 五百俵御心附拾石五斗 （新禄之家）
薮孤山 名は愨、字は子厚、茂次郎と称す、号は孤山又は朝陽・慎庵の次子、博く經史に渉り
詩文を善くす。藩命を以て江戸及び京都に遊学し、諸学士と交る。業成りて時習館訓
導となり、助教に進み、遂に第二代の教授となり、学政を管すること四十年。時に館中
老師宿儒大半異学の人、孤山程朱の学を奉じ、周旋宜しきを得、特操を失はず、程朱
の学遂に大に藩中に行はる。而して孤山は別に家塾を建てて教授す。来学の者日に
多く、隣藩の教授其塾を出たる者多し。（一部略）人を教ふる各々其才の長ずる所に従
って器をなす。故に門下の士或は徳行を以て、或は政務を以て、或は經術を以て、或は
文学を以て顕はる。其教授を受けし、島田嘉津次、遠坂関内は国老となり、松下久兵衛
服部多門は奉行となり、脇儀一郎、宮田玄雅、大城準太ハ助教或は訓導となる。
享和二年四月廿日没す。享年六十八。本妙寺山中に葬る。
2、泰記
3、助作 御番方・朽木内匠組 新禄・三百五十俵
4、作右衛門（小吉郎）
明治元年十月～明治二年二月 奉行副役
明治二年二月～ 奉行
● 藪 熊之丞 藪政基（本家三代）弟・正郷 島原陣功により新知三百石 後御暇（肥後藩主要系図）
十番平山三郎左衛門組 二百石 （真源院様御代御侍名附）
二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
長岡監物組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
廿挺組 民部組 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
● 藪 小吉 市正子歳廿三 寛永十三年ニ御目見同年ニ被置 十人扶持・合力米百石被遣候
市正借物済候迄 （真源院様御代御侍名附）
■ 薮田 道 （南東34-2）
柳沢市正（薮田白鴎） 大和郡山藩151、000石・松平甲斐守（柳沢吉里）家老・二千六百石
1、外記 妙應院様御代召出・五十人扶持 着座 後・八百石（先祖附）
2、仲（養子 実・小林半太夫二男 久馬介、八郎左衛門・元騎） 五百石 江戸大組附き
3、八郎左衛門 五百石
4、斉 御鉄炮五十挺頭・大木組 五百石
文政二年十一月（三十挺頭）～文政五年十一月 鉄炮五十挺頭
文政五年十一月～文政十三年七月 八代番頭
5、定 新知五百石
6、辰次郎（八郎左衛門・道） 五百石
参考：柳沢外記細川家召出しの経緯・・福富真紀著「徳川将軍側近の研究」
第一部・第三章「諸大名から見た柳沢吉保の政治権力」
■ 山移重太 (南東34-31）
1、（荒木）長右衛門
2、八右衛門
3、八兵衛
4、冨（八右衛門） （1）御奉行所御知行取根取 百石
（2）御近習御知行取御目付・御近習御次御支配頭之支配
御近習方歩段以下支配 百石
細川斎樹公御書出（文化九年）百石
5、傳九郎
6、丈之助
7、千次郎（三次兵衛）
8、熊之進（八右衛門・重太） 百石
■ 山内 山 (南東35-15）
治大夫
1、八大夫 （1）御使番衆 五百石 （真源院様御代御侍名附）
（2）有吉頼母允組 五百石 （寛文四年六月・御侍帳）
2、嘉右衛門 乃美市右衛門組 東御門櫓御番 角弥事加右衛門 (御侍帳・元禄五年比カ）
3、勘左衛門（初・八左衛門）
（1）二百五十石 御書奉行
（2）御鉄炮頭 二百五十石外五十石
4、八左衛門（八太夫）
組脇十二番 二百五十石 宝暦六子十月廿二日当役
5、次郎助 御知行取吟味役
明和五年二月～明和六年三月 上益城郡代
明和六年三月～安永三年八月 小国久住郡代
安永三年八月～安永四年十二月 菊地郡代（合志群・兼）
同上
合志郡代（菊池郡・兼）
安永四年十月～安永五年五月 芦北郡代
安永五年五月～安永五年七月 山本郡代（山鹿郡・兼）
同上 山鹿郡代（山本郡・兼）
6、貞蔵
7、八左衛門 御番方之組脇（一番）尾藤多賀之丞組 二百五十石
9、次郎助 天明元年頃～ 芦北郡代
天明四年頃～ 山本郡代（山鹿郡・兼）
同上 山鹿郡代（山本郡・兼）
細川斎護公御書出（弘化四年）二百石
内山對鵞 名は眞英、字は俊度、次郎助と称し、對鵞又九峯と号す。肥後藩に仕へ
側取次及び芦北郡代となる。食禄二百石、俳諧及畫を能せり。
寛政三年九月廿九日没す。享年五十九。内坪井流長院に葬る。
9、健蔵（勘左衛門・嘉左衛門・山） 須佐美権之允組・御留守居御番方 二百石
■ 山内九大夫
1、八大夫 五百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
2、奥左衛門
3、助左衛門 （松井文庫蔵八代町図に八代御城附の山内助左衛門の屋敷が確認できる）
4、九大夫 八代御城付 三百石
■ 山内又四郎 (南東35-16）
伊勢隠斉
伊勢専斉（久之允）
1、市左衛門（久之允）
長岡帯刀組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
2、彦之允 御詰衆・九番佐久間平右衛門組 預知・在宅 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
3、七郎左衛門（初・弥角）
4、弥角・房盛（初・藤之介） 二百石 御番方九番・後一番組八代 屋敷・寺原
5、七大夫 八代詰 二百石
6、市左衛門
7、形八
8、司馬太 御留守居御中小姓・御留守居御中小姓触頭之触組 四人扶持
9、呈四郎
10、虎堂（又四郎） 四人扶持
参考：伊勢隠斉・隼人事 他所御合力知御扶持方等被遣衆 江戸・三十人扶持 (御侍帳・元禄五年比カ）
■ 山内九平太 (南東35-17）
1、左助 御奉行所触組・御勘定役 百石、御役料米三拾石 （御侍帳・元禄五年比カ）
細川綱利公御書出（元禄二年）百石
2、仁右衛門・元好（初・十三郎、市太夫） 三百石 御番方二番御中小姓組六番 屋敷・寺原
3、十兵衛
4、左助
5、為之助（養子） 細川重賢公御書出（明和六年）二百五十石
6、九平次
7、仁左衛門 御番方三番組脇・宮村典太組 二百石
息女久子：安場源右衛門室（安場一平・後保和・・男爵の生母）
8、庄太郎（仁右衛門・佐左衛門・二右衛門） 御番方九番・中村進士組 二百石
9、九平太 二百石
消息： 嘉永二年六月朔日 今日（時習館）句読生講堂転昇
仁右衛門二男（赤尾口） 山口次男 十六才
（恕斎日録・巻二ｐ214）
■ 山内忠次郎 (南東35-18）
1、首藤形部丞義通（源兵衛）
2、休鉄
3、太右衛門
4、平次
5、多蔵 御奉行所御知行取根取・御奉行所触 百石
細川斎護公御書出（文政九年）百石
山内多蔵 名は信安、小吏より身を起して中士となる。敏にして能く事情に通じ、
府の旧記を暗んじ、又畫及び俳辞を善くせり。
天保元年九月十五日没す。年六十八。
6、平治 御番方十一番・寺尾九郎佐衛門 百石
安政三年頃～ 阿蘇南郷郡代
万延元年二月～ 菊地郡代（合志郡・兼）
同上
合志郡代（菊池郡・兼）
7、忠次郎 百石
■ 山内寿仙 御医師 （南東57-24 医）
1、源兵衛
2、源左衛門
3、源右衛門
4、清吉
5、寿仙 御用人支配・鍼科 高百石之御擬作
6、周甫
7、寿仙
○ 山内五大夫 留守居組・従是巳下 三百石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山内三大夫 御馬廻衆 百五十石 （肥後御入国宿割帳）
○ 山内七左衛門 五番西郡要人佐組 二百石 （真源院様御代御侍名附）
二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山内具左衛門 八代御城付 三百石 (御侍帳・元禄五年比カ）
■ 山尾又平次
坂西阿波
長門
忠兵衛
1、山尾又作
2、 又作
3、 傳左衛門（又作・雅陳）
4、 又平次 三百石 御小姓組一番同組脇 屋敷・出ノ口
● 山尾又作 （人物の特定が出来ない）
（1）御買物奉行衆 五百石 （真源院様御代御侍名附）
（2）五百石 （真源院様御代御侍免撫帳）・・又助？
（3）長岡監物組・御物奉行 五百石 （寛文四年六月・御侍帳）
（4）御詰衆・十一番西山八郎右衛門組 参百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
■ 山尾 保 （南東34-25）
坂西阿波
長門
忠兵衛
1、山尾又作
2、 小左衛門
3、 善兵衛（長左衛門・元陳）
御詰衆五番・郡源内組 二百石 丑ノ八月在宅ヨリ被出 （御侍帳・元禄五年比カ）
4、 喜左衛門・安貞（養子 実・井関甚兵衛末子 初・藤左衛門・不見）
二百石 御留守居鉄炮十丁頭御番方御小姓組四番 屋敷・山崎
5、 善兵衛（養子 実・牧野安之允弟 初・吉蔵）
6、 市三郎(藤左衛門）
7、 喜内（藤右衛門） 御使番 二百石御足百
8、 三郎右衛門（甚助） 二百石
9、 真之允（平之允・保） 御番方組脇 二百石
○ 山岡伊右衛門 留守居組・従是巳下 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山岡善右衛門 切米人数 十石三人 江戸 （於豊前小倉御侍帳）
■ 山縣庄次郎 （南東60-6 一代御中小姓）
1、横田孫右衛門
2、 清太夫（山縣五郎左衛門）
3、山縣甚兵衛
4、 五郎兵衛
5、 甚兵衛
6、 嘉兵衛
7、 清大夫（嘉右衛門・清兵衛） 御小姓之組脇・御近習支配頭之支配 廿五人扶持
8、 助右衛門（嘉平太）
9、 庄左衛門（庄次郎）
■ 山形典次郎 (南東34-15）
1、四郎兵衛
2、半助（成田四郎兵衛）
原城にて武功之面々御褒美被下候（肥後様衆）寛永十五年九月朔日 新知百石
（綿考輯録・巻四十九）
（1）御詰衆 二百石 （真源院様御代御侍名附）
（2）御側物頭鮎右・歩之御小姓頭 二百石
（3）二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
（4）長岡監物組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
（5）御側者頭衆 歩之御小姓頭 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
3、喜左衛門（養子 実 吉田弥市右衛門子 初・弥助、杢之助、半助・明吉）
二百石 御鉄炮廿丁頭・御番方二番組御小姓組一番
4、半助 四番与 二百石
5、辰之允（八四平） 二百石
6、直右衛門 御番方・尾藤多賀之允組 二百石
7、典次郎 下馬求馬組御番方二番組 二百石
○ 山形長左衛門 御詰衆 二百石 （真源院様御代御侍名附）
二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
有吉内膳組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
二百石 寛文九年十月七日御暇被遣候 （※）・・陽明学徒追放による
■ 山川 均 (南東35-20） 【代々御中小姓】
1、惣右衛門 （1）御鉄炮三十挺頭 五百石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御鉄炮頭衆 五百石 （肥後御入国宿割帳）
2、市兵衛 （平兵衛カ・・・未確認）
3、惣右衛門（安心） 御弓廿張頭・備前組 三百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
4、助左衛門・正次
5、平助（養子 実・山川兵左衛門二男） 三百石 御番方五番組脇・御小姓組五番 屋敷・出ノ口
6、市之進
7、梶右衛門
8、惣右衛門
9、栄助
10、惣右衛門
11、梶右衛門
12、市右衛門（均）
何代か不明 惣右衛門 組附御中小姓・田中大助組 六人扶持
■ 山川半七
1、惣右衛門(入道安心）
2、忠右衛門正武
3、半七 二百石 御番方九番同組脇 屋敷・千反畠
■ 山川一太郎 (南東35-19）
惣右衛門
平兵衛 四番有吉内膳正組 五百石 （真源院様御代御侍名附）
五百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
長岡帯刀組 五百石 （寛文四年六月・御侍帳）
惣右衛門
1、兵左衛門・清貞（入道山河）
御側物頭衆・御歩頭 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
山川兵左衛門知行村附（年代不詳）二百石
2、久左衛門・清房
3、兵左衛門・清方（初・十右衛門） 二百五十石 御鉄炮廿丁頭御番方八番 屋敷・塩屋町
4、勘大夫（兵左衛門）
5、兵五郎（久左衛門） 御番方組脇・遠坂関内組 二百五十石
6、岩之助 木下伊織組・御番方一番組 二百五十石
7、恒雄（兵左衛門・一太郎） 二百五十石
■ 山川次七郎 (南東65-106 ＊）
惣右衛門
平兵衛
惣右衛門
助左衛門
1、岡右衛門 二百石 細川綱利公御書出（元禄十二年）二百石
2、半七
3、清之進 六番与 二百石
4、次七郎 百五十石 細川重賢公御書出（明和六年）百五十石
○ 山口五三 (南東34-1）
清右衛門（飛羽と改姓）
右近
1、元節
2、猪兵衛
3、猪助（清左衛門）
4、仁九郎 御物頭列・学校方御奉行触 時習館訓導 高百石之御擬作
細川斎護公御書出（弘化四年）百石
山口東流 諱は東禧、字は子篤、仁九郎と称し、東流或は壺隠と号す。藩に仕へ
禄百五十石。時習館助教となる。又母に事へて至孝なり。
暗視六年七月十三日没す。墓は高麗門妙永寺。
5、清之允（五三） 御番方九番・中村進士組 百五十石
山口清之允加増目録（万延元年）加増五十石
細川慶順御書出（万延二年）百五十石
■ 山口惣兵衛 (南東65-117 ＊）
1、市兵衛
2、太左衛門
3、権助
4、惣兵衛
5、八五郎（惣兵衛）
■ 山口忠左衛門 (南東65-118 ＊）
1、吉兵衛
2、吉兵衛（初・甚八）
3、吉兵衛（初・甚八）
4、長左衛門
5、浅次郎（甚八）
6、吉兵衛（吉兵衛・忠左衛門）
■ 山崎半十郎 (南東35-13）
出雲守 （興盛・・陶晴賢家臣・・？）確信無し＝管理人
五郎右衛門
1、傳左衛門 （1）切米人数 百石八人 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御側弓輝炮頭并組外衆 物書頭 百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）八番・薮図書組 百五十石 （真源院様御代御侍名附）
（4）百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
屋敷：城内慶安坂脇（新熊本市史・地図編24 ｐ44）
2、半右衛門 御右筆衆 百五十石 （寛文四年六月・御侍帳）
3、傳左衛門 御側物頭衆 ・御右筆頭 三百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
4、久之允
5、傳左衛門 八代詰 三百石
6、惣兵衛（養子）
在宅願頭書（熊本市史資料編第三編ｐ251）
山崎惣兵衛、親山崎傳左衛門代、明和八年冬五ヶ念在宅願之通
被遊御免、其後隠居、惣兵衛儀家督以後今度改メ在宅願有之候、
尤親代在宅御免より去々年迄年限付而去春願継可申処、願年之
翌年在宅江引越候付、去年迄之年限と心得願継延引迷惑仕由、但
組脇より達迄ニ而本願相済 （安永六年二月）
7、角弥 三百石、当時二百石
8、傳左衛門 御番方・松下清蔵組 二百石
9、慶太（五郎右衛門）
10、隼雄（養子 傳左衛門）
11、直彦（養子・佐藤仙九郎七男 久之允・傳左衛門） 川尻御作事番 百五十石
実兄佐藤仙右衛門を後継し肥後宏流二代
12、半之助(半十郎・貞嗣） 百五十石
肥後宏道流三代、肥後六花「肥後山茶花」の祖
代々御書出其の他
1、傳左衛門宛 忠利公御書出（寛永九年）百石
同上 忠利公御書出（寛永十年）百五十石
同上 光貞公御書出（寛永十八年）百五十石
2、山崎久之允知行所付（承応三年）百五十石
久之丞宛 綱利公御書出（寛文元年）百五十石
山崎久之允控
3、傳左衛門宛 綱利公御書出（天和二年）二百石
山崎傳左衛門知行目録（貞享元年）加増五十石
傳左衛門宛 綱利公御書出（貞享四年）三百石
山崎傳左衛門知行目録（貞享五年）
山崎傳左衛門加増所付目録（貞享五年）
傳左衛門宛 綱利公御書出（天和二年）二百石
*、角弥宛 宣紀公御書出（正徳六年）三百石
4、久之允宛 宗孝公御書出（享保十九年）三百石
5、傳左衛門宛 重賢公御書出（寛延元年）三百石
6、山崎惣兵衛知行所付目録（安永七年）二百五十石
惣兵衛宛 治年公御書出（天明六年）二百五十石
山崎惣兵衛知行目録（天明六年）
惣兵衛宛 斎茲公御書出（天明八年）二百五十石
7、山崎角弥知行所付目録（寛政元年）二百石
角弥宛 斎樹公御書出（文化九年）二百石
山崎角弥知行目録（文化九年）
9、山崎五郎右衛門知行所付目録（文政八年）百五十石
10、隼雄宛 斎護公御所出（文政九年）百五十石
山崎隼雄知行目録（文政九年）
11、久之允宛 慶順公御書出（万延二年）百五十石
参考：肥後人名辞典（Ｐ12）に山崎半弥（祐筆）の項あり・・？
■ 山崎定平 (南東35-12）
七右衛門（長右衛門）
七左衛門（長右衛門） 切米人数 六石二人 （於豊前小倉御侍帳）
1、助左衛門
2、助左衛門・正英（初・万七）五百石 御使番江戸詰江戸御番砲
3、五郎大夫 御留守居御切米取触役 四百石
細川重賢公御書出（明和六年）四百五十石
4、助之允（助左衛門） （1）御小姓頭 五百石
（2）十挺頭 五百石 宝暦六子八月十一日当役
文化元年四月（番方）～文化四年四月 高橋町奉行 文化元年十月本役
後三拾挺副頭
5、瀬兵衛 御番方・尾藤多賀之允組 四百石
細川斎護公御書出（文政九年）四百石
6、助之允（定平） 四百石
■ 山崎平太 (南東35-14）
小右衛門
甚五兵衛
1、平助・勝知 百五十石 御小姓組
2、平大夫 八代御城付 百五十石
3、寿八郎（惣左衛門）
4、村多（平大夫・平助・太郎左衛門） 三百石内二百石御足高
御側御鉄炮十五挺頭・御中老支配 座席持懸二而御使番・長崎御留守居
文化元年頃～ 野津原鶴崎郡代
5、甚之助 細川斎護公御書出（効果四年）百五十石
6、慶之助（平之助・平太） 御穿鑿所御目付 百五十石
○ 山崎吉左衛門 側小姓・御扈従役歟 百石 （於豊前小倉御侍帳）
歩之御小姓頭衆 二百石 （肥後御入国宿割帳）
百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
承応三年十一月切腹被仰付候 （※）
○ 山崎嘉平次 御中小姓 百石 （肥後御入国宿割帳）
組外衆 百石 （真源院様御代御侍名附）・・加平次
百石 （真源院様御代御侍免撫帳）・・加平次
○ 山崎亀之介 沢村宇右衛門組 四人扶持 （寛文四年六月・御侍帳）
○ 山崎宇兵衛 佐分利作左衛門組 御掃除方 百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
■ 山下松作 (南東34-27）
隼人
彦右衛門
1、庄兵衛
2、角左衛門
3、彦右衛門・定久
御詰衆・五番槙嶋半丞組 鶴崎御作事所奉行 百五十石 （御侍帳・元禄五年比カ）
細川綱利公御書出（元禄元年）百五十石
山下彦右衛門知行所付
4、角右衛門・実勝（養子 初・郡次 彦右衛門）
百五十石 御留守居御物頭列 屋敷・千葉城
5、彦右衛門 御留主居与中根 竹ノ丸御櫓番 百五十石
6、庄兵衛 細川斎茲公御書出（天明八年）百五十石
7、庄大夫（角右衛門） 百五十石当時百石
8、八九郎（養子） 細川斎樹公御書出（文化九年）百石
9、傳 八代御城付八代御番頭組組 百石
* 御知行被召上候 天保十二年六月 高百石
10、猪一郎（九郎助・松作） 百石
■ 山下形右衛門
隼人
彦右衛門（実山下彦右衛門弟）
1、少兵衛
2、九兵衛 御使番・柏原要人組 百五十石 （御侍帳・元禄五年比カ）
3、九兵衛（初・彦七）
4、彦九郎正次（形右衛門）
百五十石 御次御右筆御番方十二番 屋敷・山崎
■ 山下慶安 (南東65-98 ＊）
1、庄兵衛
2、九兵衛
3、慶安
○ 山下孫之丞 留守居組・従是巳下 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
■ 山路弥十郎 (南東34-5）
太左衛門
1、太兵衛（太左衛門）
（1）馬廻組二番組 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆 二百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）馬廻役三番・谷主膳組 二百石
嶋原役手傷にて死去（息太左衛門五歳）
2、太左衛門（初・太郎七） 寛文十年五月六日・病気の為自害（息与茂之丞十四歳）
3、杢兵衛（与茂之丞） 延宝三年十月廿三日祖父の知行高弐百石を拝領
（新熊本市史・通史編第三巻－近世編ｐ610）
御詰衆・十番住江甚兵衛組 御預人上番 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
山路杢兵衛知行村付（年代不詳）二百石
4、太郎左衛門・種成（初・太兵衛） 二百石 御番方十番同組脇御番方十番 屋敷・古京町
5、太左衛門 御目付 二百石外百石 宝暦四戌六月十九日当役
6、太内
7、弥作 御番方朽木内匠組 二百石
8、太左衛門（弥十郎） 御番方七番・鎌田軍之助組 二百石
山路多左衛門消息：熊本県史料・近世編（一）ｐ691
：大日本近世史料・細川家史料-381（二）ｐ59
一 松井右近女共山路多左衛門遠親類之由候幸ニ候間此女多左衛門所へ遣度候
但其方ニさし相候ハヽ不及申遣間敷候 御返事次第ニ候 此儀多左衛門ニ一切
不申聞候間さたなき様ニ可被仕候事
一 多左衛門事於同心此方へよひよせ可進候可被得其意候 恐々謹言
（元和九年）九月三日 三齋 （御判）
越中殿 進之候
同上 熊本県史料・近世編（一）ｐ406
一 松井右近女之事山河（ﾏﾏ)太左衛門ニ可被遣由此方ニ申定儀少も無御座候
何時ニても被召寄可被仰聞候 太左衛門ハ散々相煩候て湯ニ入申候事
九月四日
魚住傳兵衛殿
○ 山路太郎兵衛 （1）御鉄炮三十挺頭 五百石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御添頭衆 五百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）五百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山路喜内 側小姓・御扈従役歟 三百石 （於豊前小倉御侍帳）
御児小姓并御伽衆共 三百石 （肥後御入国宿割帳）
三百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山路忠助 留守居組・従是巳下 三百石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山路五郎左衛門 留守居組・従是巳下 百八拾石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山路次郎七 三番丹羽亀丞組 二百石 （真源院様御代御侍名附）
○ 山路新太郎 御詰衆 五百石 （真源院様御代御侍名附）
御側者頭衆・歩御小姓頭 五百石 （寛文四年六月・御侍帳）
延宝六年三月十二日 御暇被遣候 五百石 （※）
○ 山路太郎八 二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山路太郎左衛門 沢村宇右衛門組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
■ 山瀬勝右衛門
岩田越前
勘兵衛
1、検校
2、勘兵衛貞次
御詰衆・九番佐久間平右衛門組・大阪・預知、百九拾八石九斗壱升 （御侍帳・元禄五年比カ）
細川綱利公御書出（延宝五年）百九拾八石九斗壱升
3、牛之助（二男 勝右衛門） （1）二百石 御小姓役 （2）御使番 二百石外五十石
細川宣紀公御書出（享保五年）百石
■ 山瀬弥三次
1、検校 屋敷：新熊本市史・地図編Ⅰ-28（山崎之絵図）ｐ60 御花畑前
2、勘兵衛貞次
3、弥三次 百九拾八石九斗二升 御番方七番 屋敷・高田原
○ 山瀬流石 志水久馬介組 六人扶持 （寛文四年六月・御侍帳）
○ 山副善兵衛 留守居組・従是巳下 百石 （於豊前小倉御侍帳）
■ 山田少九郎 (南東35-7）
浦野四郎・重遠 源重遠 姓氏類別大観・山田氏
太郎・重直
1、嘉左衛門
2、忠三郎 （1）供之者・御扈従与也 百五十石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御小姓組衆 百五拾石 （肥後御入国宿割帳）
3、宇左衛門 （1）御詰衆 百五拾石 （真源院様御代御侍名附）
（2）百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）
（3）有吉内膳組 百五拾石 （寛文四年六月・御侍帳）
4、嘉左衛門
5、兵助（実・弟）
6、丹大夫（猪源太経友） 百五拾石 御留守委組御番方一番 屋敷・京町
7、丹内
8、嘉左衛門（茂平） 百五十石
9、三左衛門 御番方・牧新五組 百五十石
10、忠之助
11、貞助（吉左衛門・少九郎） 下馬求馬組・御番方二番組 百五十石
■ 山田傳次郎 （南東35-8）
近藤丹後守
近藤伊織(入道宗雲・元章）
1、竺印元恕法橋 医師并伽之者 六百石 （於豊前小倉御侍帳）
御医師衆御伽衆御茶湯衆 六百石 （肥後御入国宿割帳）
御医師衆・御茶道衆 三百石 （寛文四年六月・御侍帳）
（三斎公寛永九年十二月）廿日熊本之御城江被成御入候、忠利君御出迎御饗応被入御念
候、津川四郎右衛門・刀根川道孝・御医師山田竺印・泰中庵等御相伴にて、御祝之御膳出
・・・・・ （綿考輯録巻22-P196）
2、調庵元達
3、傳九郎（傳次郎・元知 初・傳之進）
4、求之進・元貞（養子 実・寺尾氏）二百五十石 御部屋附御小姓役御側御鉄炮頭 屋敷・内坪井
5、新左衛門（養子 実・大島何右衛門弟 傳次郎）
6、傳次郎（新左衛門） 二百五十石
細川宣紀公御書出（享保五年）百五拾石
7、勝次（竺次） 御留守居御番方・上月半平組 百五拾石
細川斎樹公御書出（文化九年）百五拾石
8、■之助（傳次郎） 御鉄炮拾町頭 百石 ■（木偏に師）
細川斎護公御書出（文政九年）百石--獅之助
■ 山田五次郎 (南東35-9）
1、多内
2、慶次郎（敬次）
3、五次郎（養子） 御番方五番沢村八之進組 百石
山田五次郎知行目録（万延元年）百石
細川慶順公御書出（万延二年）百石
■ 山田権兵 (南東65-100 ＊）
1、民部大輔
2、太郎右衛門
3、五郎左衛門
4、権平 細川宣紀公御書出（享保六年）百石
5、源右衛門・宗政 百石 御番方一番組
6、新左衛門（権平） 佐敷詰 百石
■ 山田熊太 (南東35-11）
民部大夫（道安）
芳斉
1、五郎左衛門 （1）留守居組・従是巳下 百五拾石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御詰衆 二百石
（3）長岡帯刀組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
（4）御詰衆・三番松野源右衛門組 百五拾石 （御侍帳・元禄五年比カ）
2、弥三右衛門 御詰衆四番・横山藤右衛門組・組頭 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
細川綱利公御書出（天和三年）二百石
山田弥三右衛門知行村付
3、又右衛門・宗完（養子 実・河喜多角左衛門男）二百石 御番方四番 屋敷・千段畠
4、甚右衛門
5、五郎左衛門 * 御知行被召上候 宝暦九年七月二十三日 高百石 貶
但去年十二月五郎右衛門儀不行跡有之候ニ付
御知行之内百石召上、五十日逼塞
山田五郎右衛門上知（宝暦八年）百石上知
6、熊八（熊之助・熊太） （1）組附御中小姓・横山藤左衛門組 五人扶持
（2）二百石
■ 山田恵助 (南東65-109 ＊）
1、又兵衛
2、又右衛門
3、佐左衛門
4、三郎兵衛
5、良右衛門
6、恵助 御留守居御中小姓・御留守居御中小姓触頭之触組 六人扶持
■ 山田貞右衛門 (南東65-112 ＊）
藤兵衛
次郎助 原城武功にて被賞 新知弐百石 （綿考輯録・巻五十）
1、次郎右衛門
2、貞右衛門 御留守居御中小姓・御留守居御中小姓触頭触組 三人扶持
■ 山田松三郎 (南東65-114 ＊）
市兵衛宗円
1、長右衛門
2、甚四郎
3、五兵衛
4、松三郎
■ 山田直次 御船頭 （南東58-28 船）
伊織
半右衛門（初・半太）
伊平
1、半右衛門（初・五右衛門）
2、孫右衛門
3、清右衛門
4、半太
5、直次
■ 山田新平 御茶道 （南東59-3 茶・鷹・馬）
久兵衛
1、兵左衛門
2、友賀 （1）御茶道 五人扶持廿石 (御侍帳・元禄五年比カ）
（2）百五拾石 御部屋付御茶道
（3）江戸定詰 百五拾石外五十石
3、宗三 御次御物頭列 百石
4、弁悦 御茶道御知行取 御蔵米百石
5、宗古
6、宗怡 御茶道御知行取 高百石之御擬作
7、喜傳（宗怡・新兵衛・新平） （1）五人扶持 （2）蔵米取 百石 （3）擬百石
■ 山田十郎 御鷹匠 （南東59-8 茶・鷹・馬）
1、十之允
2、善次
3、善平
4、茂七郎 （1）御鷹方組脇・御鷹方支配頭之支配 廿石五人扶持 （2）御擬作百石
5、十蔵
6、十郎 御合力米 廿石五人扶持
○ 山田久之丞 （1）馬廻組四番 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御馬廻衆 二百石 （肥後御入国宿割帳）
○ 山田七郎兵衛 （1）供之者・御扈従与也 三百石 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御小姓組衆 三百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）御使番衆 三百石 （真源院様御代御侍名附）
（4）三百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山田七左衛門 留守居組 百石 （於豊前小倉御侍帳）
御代官衆 百石 （肥後御入国宿割帳）
組外衆 百石 （真源院様御代御侍名附）
百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山田次右衛門 留守居組 百石 （於豊前小倉御侍帳）
御代官衆 百石 （肥後御入国宿割帳）
○ 山田十郎 留守居組・従是巳下 百五十石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山田庄大夫 三斎様御附中津ニ相詰候衆 百五十石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山田仁右衛門 切米人数 十石三人 江戸 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山田五郎兵衛 切米人数 十石三人 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山田半之丞 安井太右衛門預り 三人扶持十石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山田新九郎 御鉄炮頭衆 九百石 （真源院様御代御侍名附）
九百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
明暦元年八月御暇被遣候 （※）
○ 山田久之丞 八番藪図書組 二百石 （真源院様御代御侍名附）
有吉頼母允組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
○ 山田理左衛門 十番平山三郎左衛門組 百石 （真源院様御代御侍名附）
百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
二百石 寛文二年八月御暇（※）
○ 山田三郎右衛門 御詰衆 五百石 （真源院様御代御侍名附）
五百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
五百石 明暦元年七月御暇被遣候 （※）
○ 山田八兵衛 御詰衆 三百石 （真源院様御代御侍名附）
三百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
明暦元年八月御暇被遣候（※）
○ 山田新右衛門 御詰衆 三百石 （真源院様御代御侍名附）
三百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
明暦元年御暇被遣候 （※）
○ 山田元益 御医師衆御伽衆御茶道衆 三百石 （真源院様御代御侍名附）
三百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山田作右衛門 二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
二百石 承応二年五月御暇被遣候 （※）
○ 山田半大夫 二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山田重之介 沢村宇右衛門組 五人扶持 （寛文四年六月・御侍帳）
三番平野弥五右衛門組 五人扶持 （御侍帳・元禄五年比カ）
○ 山田虎之進 外様御医師 洞庵跡 十二人扶持 （御侍帳・元禄五年比カ）
■ 山戸嘉平次 (南東34-28）
大和治部丞
山戸治左衛門
1、庄左衛門
2、瀬左衛門・貞長
御詰衆・松野亀右衛門組 二百石
辰之正月廿一日ヨリ長寿院殿（忠利女竹・有吉英長室）へ被付置 （御侍帳・元禄五年比カ）
3、仁三左衛門・貞次、貞昌（初・七左衛門）
堀次郎左衛門組・組脇 二百石、外ニ高百石之御役料被下之
細川綱利公御書出（貞享二年）二百石
4、瀬兵衛・貞雄（初・嘉平次）
（1）堀次郎右衛門組 御小姓役 百五拾石御擬作 （御侍帳・元禄五年比）・・加平次
（2）三百石 （七左衛門子） 御書奉行・御番方一番
5、彦兵衛 組脇一番 三百石 宝暦九卯二月十一日当役
* 二男村山家に入り七代仁九平
6、嘉左衛門 御番方・片山・組脇 三百石御足五拾
* 二男村上家に入り七代久之允
7、素兵衛（助之丞）
8、庄左衛門（七左衛門） 御番方・牧新五組 三百石
9、彦蔵（庄左衛門） 下馬求馬組・御番方二番組 三百石
10、辰太郎（仁三左衛門・七左衛門・嘉平太） 三百石
■ 山戸仙蔵 (南東34-8）
大和治部丞
山戸次左衛門
庄左衛門
瀬左衛門
仁三左衛門（七左衛門）
堀次郎左衛門組 組脇 三百石・外ニ高百石之御役料被下之
（御侍帳・元禄五年比カ）・・七左衛門
1、瀬大夫・貞恒（七左衛門・弟）
百五十石 御小姓組六番
2、瀬左衛門 御天守支配頭 百五拾石
3、仙蔵 極めて剛強の人なり。藩に仕へ郡代を勤む。
文化十一年四月没す。年六十四。
4、太郎彦 御知行取諸御目付・御刑法方御奉行触 御穿鑿所御目付 百五十石
5、元衛（瀬左衛門） 細川斎護恒御書出（弘化四年）百石
6、万熊（仙蔵） 御番方七番鎌田軍之助組 百石
○ 山戸源介 岩間小十郎組 廿石五人扶持 （寛文四年六月・御侍帳）
○ 山戸新悦 志水久馬介組 六人扶持 （寛文四年六月・御侍帳）
■ 山中嶋太郎 (南東34-3）
久之允
1、源之丞
2、才兵衛・之好
3、彦十郎 百五十石 具若様御付御小姓組二番
山中柏渓 名は之茂、通称彦十郎。号壷井。藩に仕へ監察となる。
天明二年十二月二十五日没す。
4、一平（才兵衛）
5、龍八（養子） 御番方・続繁弥組 百石
細川斎樹公御書出（文化九年）百石
6、才兵衛 御番方六番・益田弥一右衛門組 百石
7、式之助
8、嶋太郎 百五十石
参考 具若様 綱利養女具姫と思われる。
実・細川若狭利重（綱利弟・新田支藩初代藩主）の女、
後久我大納言家に入輿
■ 山中岩木 (南東34-34）
山中鹿之助
**
大喜多亀之助（鹿之助孫）
又左衛門
山中又兵衛・氏連 二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
阿部一族誅伐事件にあたり阿部隣家の栖本又七郎は「御意」を破って討ち入り
高名するが、同じく隣家であった又兵衛は「御意」を守り「出合不申」おれば「人
口悪敷聞へ候間、又兵衛是非に不及次第と存候而御暇願申候処、光直君聞召
（中略）山中か御意を守りしハ其筈の事也とて御留メ被遊候、又兵衛是をふかく
有かたく奉存候に付、御追腹仕候となり」 （綿考輯録・巻六十）
【細川光尚殉死】 慶安三年正月月十六日 於・熊本 二百石
嫡子太郎八三歳ニ而跡目・明暦二年病死（十二歳？）
又兵衛弟ニ被為拝領
跡目之事慶安三年七月十一日六丸君より御家老中ニ被成下御印之覚書
山中又兵衛知行弐百石嫡子山中太郎八ニ遣之候事 （綿考輯録-巻65）
太郎八 五番西郡要人佐組 二百石 （真源院様御代御侍名附）・・・・？
平左衛門（養子 実・又兵衛弟）
（1）御留守居衆・田中左兵衛与 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
（2）廿挺組・伯耆組 二百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
孫九郎（平左衛門）
平吉・氏房
又左衛門（養子 実・梅原丹七弟 初・政之進）
又兵衛（養子 実・奥田市右衛門子 初・友次郎）二百石
御番方三番組御小姓組一番 屋敷高田原
宝暦二年正月御暇被下
1、 多吉（養子 又左衛門） 先祖之訳ニ対七人扶持被為拝領
2、 慶助
3、 平左衛門 組附御中小姓・横山藤左衛門組 廿石五人扶持
4、 新兵衛（岩木）
○ 山中十助 留守居組・従是巳下 百五十石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山中左次右衛門 留守居組・従是巳下 三百石 （於豊前小倉御侍帳）
■ 山野新太郎 (南東34-12）
1、勘午（勘平）
2、杢左衛門 御詰衆・一番奥村安左衛門組 二百石 貞右衛門事、杢右衛門
（御侍帳・元禄五年比カ）
3、浅右衛門（養子 実・山崎五郎太夫子）
4、宇源太・貞次
5、勘左衛門（養子 勘平）二百石 御小姓組一番同組脇御中小姓組
6、角弥（浅右衛門・勘左衛門） 五番与 二百石
7、仁兵衛 御番方・尾藤多賀之允組 二百石
8、十郎兵衛（杢助）
9、為次郎（新左衛門）
10、健次郎（平八郎） 御番方十一番・寺尾九郎左衛門組 二百石
山野平八郎 小倉戦争に出陣､戦死
11、新太郎 二百石
○ 山野井庄助 三番平野弥五右衛門組 拾人扶持御合力米二十石 （御侍帳・元禄五年比カ）
■ 山羽猪一郎 （南東34-16）
湯浅角兵衛 五百石 御鉄砲頭衆（於豊前小倉御侍帳）
鉄炮頭 五百石 御側弓鉄炮頭并組外衆 （肥後御入国宿割帳）
寛文九年十月御暇被遣候 （※）陽明学徒追放による
1、次左衛門（初・湯浅十次郎）
清田石見組 百五拾石 （寛文四年六月・御侍帳）・・次左衛門
2、三大夫（喜八郎） 平山三郎左衛門組 五百石・・湯浅三大夫
佐分利作左衛門組 百五拾石 (御侍帳・元禄五年比カ）・・喜八郎
3、牛右衛門・長重、長久
（1）百五拾石 御小姓組四番同組脇 屋敷・京町
（2）御側物頭 百五十石外五十石
4、貞右衛門 六番与 百五拾石
5、大八 百五拾石
6、右学
7、大助（牛右衛門） 御番方・続繁弥組 百五拾石
8、作馬（貞右衛門）
9、十次郎（次左衛門） 御番方六番・益田弥市右衛門組 百五拾石
10、猪一郎 百五十石
明治二年正月三日千葉川津沖にて乗艦ハーマン号沈没、救助生還す
（肥後藩國事史料 巻九）
○ 山羽与左衛門（道衛門） 御詰衆 百五十石 （真源院様御代御侍名附）
百五十石 （真源院様御代御侍免撫帳）・・与左衛門
■ 山村勝右衛門 (南東65-103 ＊）
小右衛門
1、圓次
2、勝右衛門
■ 山村小十郎 (南東65-110 ＊）
弥五左衛門
1、勘助
2、小右衛門
3、和右衛門
4、慶七
5、小十郎 御留守居御小姓列・御留守居御小姓触頭之触組 三人扶持
○ 山村十五郎 歩小姓 五十七石五斗九升 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山村鹿助 留守居組・従是巳下 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山村（阿部）弥一右衛門
【細川忠利殉死】
（1）御惣庄屋 五拾石 宇佐郡 （於豊前小倉御侍帳）
（2）御留守居衆 ○○石 （肥後御入国宿割帳）
消息：熊本縣資料近世編第二 ｐ410 寛永五年十一月五日「覚」・・・抜粋
山村弥一右衛門せかれ兄むすこ三丞与申者歩之御小姓ニ被召加被下候様ニと申上候事
■ 山室宗意 御医師 （南東56-19 医）
意閑
1、宗恩
2、宗陸
3、意三（宗恩） 外様御知行取御医師 五人扶持
4、宗全 （1）御用人支配・本道 十五石五人扶持、五石御足 （2）御擬作百石
山室宗全 名は全、菊陵と号す。博覧牢記人の急を救うを喜ぶ。後侍医となり、
又外医長となれり。元治元年正月九日没す。年八十。
5、宗意
■ 山本八郎 【青龍寺以来】 (南東35-5）
1、三郎右衛門・正倫、正倶（宗覚） 【田辺城籠城】
元亀四年岩成主税を御攻被成候時、御家に来り御合力十八人扶持被下候、直に忠興君に
仕て御懇也、九曜の御紋御付被成候後、夫迄の御紋六ッ鉄線を政倶に被下、定紋二仕候
と申伝候、丹後御入国之節、弐百石拝領、度々の戦功あり、関原御陳後、御召之御鎧・鞍
置馬を被下、御知行四百石に被成下（一ニ豊前ニ而五百石）その後加々山隼人被誅候時
三郎右衛門に被仰付、友次の御刀拝領仕候、三斎様御剃髪の時、山本も剃髪、宗の字を
被下宗覚と改申候、三斎様御逝去両年前ニ病死 （綿考輯録・巻五）
三斎様御付中津ニ相詰候衆 五百石 （於豊前小倉御侍帳）
山本中務
（田辺宮津所々古来番付）23～50で計31番のワキを演じ、34で《紅葉狩》のシテを舞う。
『能口伝之聞書』に「若狭衆、観世小次郎弟子、山本中務云」として彼の所説が引かれてお
り、『妙庵手訳謡本』の識語にも「若州山本中務少輔重忠」（正尊）、「山本中務尉重忠」（歌
占）、「若州住人山本中務入道宗覚」（実方）などの形でしばしば名が見える。
元亀4年に若狭を離れて細川氏に仕えた（「家記」）。観世小次郎元頼の弟子で、慶長5年
には出家して重忠から宗覚に改めている。妙庵は妙佐没後に謡の師匠格として山本中務に
教えを乞うたようで、稀曲の謡について尋ねていることが多い。 （丹後細川能番組より）
2、三四郎（三左衛門）
三四郎親掛ニ而、三斎様御側に被召仕、御知行弐百石被下置、三郎右衛門隠居仕候節、
家督四百石拝領、有馬御陳にも御供仕、綱利君御代まて相勤、追々御加増千石被下候
其子三郎右衛門代に又五百石御加増 （ 同上 ）
（千利休）秀吉公猶も憤り深く、終に切腹可被仰付ニ定り候、依之忠興君より山本三四郎正
倶を介錯人に被仰付、（以下略） （綿考輯録・巻十）
（1）供之者・御扈従与也 三番 四百石 (於豊前小倉御侍帳）
（2）御小姓組衆 四百石 （肥後御入国宿割帳）
（3）御馬廻衆 四百石
（4）御使番組 四百石
（5）四百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
3、三郎右衛門・近正
（1）御側物頭衆・御側筒十五挺（頭） 千石 (寛文四年六月・御侍帳）
（2）人持衆并組外衆・佐敷 千五百石 （御侍帳・元禄五年比カ）
* * ～元禄十年八月 佐敷番代
4、三内（三郎右衛門・正房）
人持衆并組外衆・三郎左衛門組 二百五十石 （御侍帳・元禄五年比カ）・・三内
細川綱利公御書出（延宝九年）二百五拾石
同上 （延宝九年）千五百石
5、三郎右衛門（丹右衛門） 千五百石
享保元年二月～享保四年六月 中小姓頭
享保四年六月～享保二十年二月 八代番頭
延享三年八月～延享初年正月（致仕） 用人
6、文右衛門・正武 千五百石 大組附御番方七番御小姓頭御頭 屋敷・宮内
宝暦二年六月～宝暦四年八月 中小姓頭
宝暦五年十一月～宝暦九年九月（病死）用人 帰国中於赤坂病死四十一歳
山本文右衛門知行上目録（宝暦九年）
*宝暦六年弟一学（後・弓削清左衛門）に分知・二百石（十八才）
山本一学 二百石 (南東35-5）特記あり
7、三郎右衛門 （1）大組付 千五百石 宝暦十辰二月十四日
（2）御中小姓頭 屋敷・塩屋町
8、三四郎 千四百石 文化五年閏六月（留守居小姓触頭）～文化十四年三月 八代番頭
9、寿太郎 御中老支配 千四百石
文政十年一月（比着座）～文政十一年九月 番頭
文政十一年五月～文政十一年十二月 小姓頭
文政十二年十二月～文政十三年七月 留守居番頭
文政十三年七月～天保三年十二月 番頭
10、三郎右衛門 御小姓頭 千四百石
安政二年七月（大組付）～安政三年十月 番頭
文久元年十月～文久三年二月 用人
11、喜八郎（三左衛門・八郎） 千四百石
■ 山本五門 (南東35-6）
1、喜兵衛 入江三之允組 拾石三人扶持
2、利兵衛
3、才次
4、才次
5、理兵衛
山本理兵衛 名は兼雄、藩に仕へて時習館記録調、御系譜調根、肥後国誌調御用掛
等を勤む。文化六年十一月廿二日没す。享年六十九。
6、才次
7、五郎助（五門） 御小姓組百石
■ 山本市左衛門 百石擬作 江戸戸越御屋敷詰
○ 山本三蔵 鷹師 百石 （於豊前小倉御侍帳）
御鷹師衆 百石 （肥後御入国宿割帳）
組外衆 三百石 （真源院様御代御侍名附）・・三蔵・貞右衛門
三百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山本五助 留守居組・従是巳下 百五十石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山本弥次右衛門 留守居組・従是巳下 二百石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山本清右衛門 三斎様御附中津ニ相詰候衆 六拾四石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山本市之進 切米人数 五石弐人 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山本安大夫 安井太右衛門預り 三人扶持十石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山本五兵衛 不破忠左衛門預り 三人扶持十石 （於豊前小倉御侍帳）
○ 山本五郎八 御児小姓并御伽衆共 百五十石 （肥後御入国宿割帳）
○ 山本藤右衛門 御詰衆 二百石 （真源院様御代御侍名附）
二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
有吉頼母允組 二百石 （寛文四年六月・御侍帳）
二百石 寛文九年十月七日 御暇被遣候 （※）・・陽明学徒追放による
○ 山本三丞 二百石 （真源院様御代御侍免撫帳）
○ 山本源介 百五十石 寛文三年十月晦日 乱心ニ付知行被差上候 （※）